【損小利大では初心者は絶対勝てない】FX学習者が生き残るための損切の考え方

書いている人:

「利益は大きく、損失は小さくなので損切りは早い方が良い」

FXを始めたら必ずと言っていいほど聞く言葉です。

以前の記事で利益を伸ばす必要は無い理由をお話しましたが、損失を小さくすると言ってもちょっと先の値動きを見通す事が出来ていないから損失になっている訳ですので、結論初心者が値動きを正しく把握した上での損切りは出来る訳がありません。

上手いふりこいて数pips逆行してすぐに損切りした途端に想定していた方向に伸びる、なんてあるあるな事が続いたり、微損でもちりも積もればで損失が膨らむとFXを続ける事が出来なくなってしまいます。

「資産の〇〇%まで損失が発生したら損切り」とか「〇〇pipsで損切り」という具合に画一的に損切りルールを決めている事があるそうですが、はっきり言って勝てるようになってからの各論に過ぎません。

先ずは生き残る、そのために必要なのは勝率を上げるしかないのです。

しかし最初からベストなエントリータイミングを掴めるわけではありません。仮にエントリータイミングを間違った場合にすぐ損切りすればよいのか?違うのであれば初心者はどのように損切りをしていけば勝てるようになるのかお話します。

勝つためのFX損切りルールその1:損切りは入れない/入れても1時間足の直近安値にする

繰り返しですがFXを学び始めの頃は良いエントリータイミングを掴める確率が低いです。

それと同時に”負けを正しく理解できる能力も低い”です。

「あれ?違うな。損切りだ!」を続けていては何回もポジションを持つことになり、建値であっても手数料分持っていかれるのでどんどん資金を減らすことになってしまいます。

それを防ぐ為にはちょっと逆行したくらいでは絶対に損切りせず保有することが重要です。

理由は以下の通り。

①資金あたりの損失率で損切りしなくていいのか?

そもそも自己資金をすぐに飛ばしてしまうような無理のある枚数(レバレッジ)でトレードするべきじゃないですし、勝率が低い初心者の頃は1トレードあたり1ポジションルールを守った方が良いです。

相場はあなたの投下資金や枚数を気にして動いてくれません。あなたが相場にFitさせるしかありません。1,000pips程度マイナスになっても口座破綻せず耐えられる様、十分な余裕をもったトレードをしましょう。

②損切りpips数を固定すべきではないのか?

こちらも上記①同様に相場はあなたが決めたpips数の逆行で許してくれるはずがありません。

後から見たら長いヒゲをつけているだけの値動きに見えても、リアルタイムではかなりの逆行をしそうになっていたように見える瞬間があります。あまりに損切幅が小さすぎるとこうしたちょっとしたダマシで何度も損切りを繰り返し、結果的に損切りをせず保有し続けた方が利益を残せる場合が多いです。

「逆行して勝敗が決まっているのに保有するのか!!」と思われるかもしれませんが、”勝敗が決まっている”と判断しているのは誰でしょうか?自分自身ですよね。そしてその自分がこれまで安定的にFXで勝てていないのであれば、実際には勝敗が決まっている訳ではなく少し待てば想定した方向に動いていたにも関わらず早とちりで損切りする可能性が高くなります。

値動きは一気に直線的にどちらかの方向に動くことは多くなく、得てして大なり小なり戻しをつけながら動いていく為、エントリー後に多少の含み損を抱えることは気にする必要がありません。

特に5分足はエントリータイミングをはかるために必ず使いたい時間足ですが、結構ノイズが多い(所謂うそぴょん)値動きがあります。5分足をガン見して逆行のたびに損切りを入れてはいけません。

一方、1時間足以上でのトレンド転換発生の場合は別です。もう戻しをつけながらの上昇or下降の値動きが転換する為、含み損が解消されることはありません。

したがって損切りをおくのであれば1時間足の直近高値(売りの場合)or安値(買いの場合)にしましょう。

勝つためのFX損切りルールその2:とはいえこんな時は損切りも有りです

前項の通り、FXで安定的に勝てていないうちは損切をおかない、もしくは1時間足の直近安値にすれば良いのですが、ちょっとだけ損切りのレベルを上げてみましょう。

以下のパターンが見えた時は損切をした方が良い場合があります。

但し、注意ですが必ず損切りをする必要はありません。時給との兼ね合いから損切りも有り、という話です。

①1時間足確定の直線的で長い陽・陰線が発生した場合

例えば以下ポンド円4時間足。

明らかな上昇トレンド。明確な下降のサインも出ていないので下手なことは考えず押し目買いを狙っていきましょう。

買いを狙うのが順張りですが、伸びた先はお買い得ではありません。

戻してからしっかり下げ止まりを確認してから買うべきですが、ここでは例として高値更新を狙い途中乗りしてしまった場合を考えましょう。

高値更新を狙って途中乗りした結果逆行しています。

基本的には1時間足の直近安値を下抜けない限り損切不要ですが、高値更新失敗したという事は次に上昇するのは1時間足のこれまで上昇を支えていた下がトレンドラインや200MAまで落ちてくる可能性があります。

絶対に損切したくないのであれば良いですが、長い時間資金を拘束してしまい時給を下げることになると考える人であれば早い段階で建値決済するのも一つです。

そもそも根っこからエントリー出来ていないのが良くないのですが、値動きからあまりにも長いこと含み損を抱えそうだと判断できるのであれば早めの損失を考えるのも手です。

②損切りシナリオに合致した場合

少し慣れてきたらエントリータイミングのシナリオだけでなく、損切りのシナリオを立ててみましょう。

もちろんしっかりシナリオをたてて自信をもってエントリーしたものの、相場の動きを100%予想することなんてできません。既述の通りちょっと逆行して損切することは良くないですが、反射的ではなく事前に「こうなったら損切りしよう」という立てた損切シナリオに合致してから損切りすることは有りです。

例を見てみましょう。以下ポンド円4時間足です。

明らかな上昇トレンドであり、基本的には戻しからの買いを狙えば良い相場。

下側トレンドラインに支えられて上昇してきており、下げ止まれば買いを狙いたいです。

次に1時間足を見てみましょう。

直近高値から割とストンと下降して200MAで下降が止められています。

4時間足の下側トレンドライン付近でもあることから落ちてきた有利な位置で買いを狙いたいです(上昇の横軸に対して、やや短めの横軸で直線的に下降していることから気になる部分はありますが)。

5分足で何度も下降が止められて下げないことを確認出来れば買いを狙います。

一回目の安値更新失敗では直線的に戻しが発生しており、だらだらと下げてきたものの

何度も下降が止められています。

私はなんだかもみ合っているのが嫌で明確なサインが出るまで放置していましたが、

仮に何度も下降が止められているを確認して根っこから買いを入れたと仮定しましょう。

これだけ下降が止められて本当に上昇するのであれば十分上昇のエネルギーを貯めているので直線的に勢いよく上昇するはずです。

しかし直線的に上昇するどころか何度も上昇がとめられ高値を切り下げてきています。

即ち上昇が否定されたのであれば保有し続ける必要はありません、自分中のエントリー後の値動きのシナリオが崩れ、損切りシナリオに合致したのであればもたもたしないで損切りしましょう。

結論:安易に損切りせず値動きを見守ることでFXでの生存率を上げよう

勝つために損切りをしない、というと「含み損に耐えるだけの手法じゃないか」と納得してもらえないかもしれませんがFX初心者がエントリー後にスッと期待する方向に伸びて利確できるなんて現実的に難しいです。

FXは誰かと競争するものではないので、勝ち方に最初から拘る必要はありません。

最初は含み損を何10分も抱えて無様な勝ち方でも勝ちは勝ちです。目指すべきはエントリー後にすぐ思い描いた方向に伸びて短時間で利確することですが、すぐに出来るようにならなくても小さな成功体験を積んでいくことで少しずつエントリータイミングが良くなってきます。

安易に損切せず少し逆行しても値動きを見守り、「なぜ良くないエントリーをしてしまったのか?」「良いエントリーをするにはどうすれば良かったのか?」を考えて1つ1つ弱点をつぶしていくことが出来れば勝率は後からついてきます。

↓↓↓FX勉強会やってるよ!↓↓↓