【FX手法】FXの勝ち方を知っている、から勝っている、になるために

FXトレードを確実に安全安心にしていくために必要なことといえばなんでしょう?
それはケーススタディです。なぜケーススタディが大切なのでしょうか?
もちろんエントリーパターンを知らなければエントリー自体ができませんが、そこは分かった前提で。
一旦パターンを知ったら、すぐにエントリーできるようになるでしょうか?
そんなことはありません。
できるようになるためには必要なステップがあります。
今回はFXで勝てるようになるまでに必要なステップをご紹介します
FXでも同じ、勝てる手法を獲得するステップ
能力開発でよく言われることですが、学びのステップとして次のようなものが用いられます。
「知っている」→「わかっている」→「できる」→「している」
こちらのページでは禁煙を例に挙げていますが、大事なポイントは、勝つためのやり方を知っているとしても、それができるようになるまでにはおおきな隔たりがあり、そのためには継続的な試行錯誤をして感覚的につかめるようになることが
FX勉強会の参加者の勉強のほとんどはケーススタディに始まりケーススタディに終わります。
FXで私も目指すのは勝てるFXを「している」という習慣を獲得することだと思います。
すでに存在する「勝てている」方からの手紙
先生へのお便りの中で紹介された方で、勉強会を卒業された方の手紙です。
No.1983 – 読みなよ@FX勉強会の自由帳 – ヅイッター
この内容に当時の自分はかなり驚きました。
具体的には
「値動きの意味を考察した後の結果に応じて、エントリーパターンを機械的にチョイスしている」
この部分に驚きました。エントリーパターンが合致することを習慣的に落とし込んでいることがわかります。
このような姿になっていくためにも、様々なパターンをケーススタディしていくことが大切だと考えます。
今回は4時間足で戻り高値からどのようなパターンがあるか、ということをいくつかピックアップしたいと思います。
4時間足からの戻り売りを5分でどう執行するか
最初の相場は2018年4月11日の相場です。見える範囲での最高値から最安値まで引いたフィボナッチリトレースメントの61.8%にヒゲではありますが接近している所です。
ここは売っていくところになるのがわかります。
ここを5分足で見てみると、上昇が強いところではありますが、先ほどのフィボナッチリトレースメント61.8%の値を越えて戻したところでは急降下をしています。
トレンドラインも引くことができるので、早ければトレンドラインを下抜いたところから、あるいは先の先では売れなくても、下落をして直近安値を下抜いたところからの戻しで売ってもいいところです。
次は5月18日の相場です。
>先ほど同様に4時間足で見える範囲の高値から安値に引いて、フィボナッチリトレースメント38.2%を確認します。
時間足では何度かフィボナッチリトレースメントのラインに触れて落ちています。
また、下側にトレンドラインも引くことができます。赤い垂直線が22日です。
さらに5分足では、さらにフィボナッチリトレースメント38.2%に一旦沈んだあとの戻しで200MA付近で3回止まったことを確認して売り、あるいはフィボナッチリトレースメント38.2%を下抜けたところの戻しで売ることができます。
今回のようなことを連続して抑えていくことで上位足でのフィボナッチリトレースメントのポイントのパターンを増やしてくことでパターンを知っているから、徐々にできるように近づけることができるようになります。さらに1時間足でも同様のことを行っていくことで「上位足の戻り売り」での5分足のエントリーの形やフィボナッチリトレースメントの値付近での値動きへの考察を深めることができるようになっていくと思います。
さらに学びを拡張するためには
ちなみに「学びのステップ」については他のところでは「知る」→「わかる」→「できる」の先については別のバージョンも紹介されています。
知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ) | GLOBIS 知見録
こちらのリンクでは「できる」の先には「教える」が入っており、その「教える人」が一番深い学びを得ることも書かれています。
これは勉強会で言えば座談会にあたります。
一人でやっていると、「これはどうなっているかわからない!」ということがでてきます。ですが座談会で質問をすることですぐに解決できることが多々あります。また、人から聞かれたことに自分なりに応えていくことで自分が気づいていなかったことや分かった気になっていて実際は細かくわかっていなかったことに気づいて新たなテーマを発見することができるようになることもあります。
そういう意味では勉強会に入会することで得られるものはとても大きいな、と常々思っています。