【FX手法】上位足で同じ条件のエントリーポイントのケーススタディする。

FXで狙いたいのは上位足での強く動くエントリー根拠。
上位足であれば動きも大きいため、利益の意味でもそうですが、上位足を想定できないでいると損を出してしまいます。
また、上位足の認識を把握しておくことで相場の圧力が売りに傾いているか、買いに傾いているかがわかります。
ケーススタディでもそうしたことを想定してチャートを見ることでケーススタディが活きてきます。
今回は上位足のフィボナッチエクスパンションを使ったケーススタディを通して、反発が起きるポイントであるFE161.8とFE261.8でのエントリーポイントでの下位足での判断するポイントを考えてみたいと思います。
目次
フィボナッチエクスパンション2018年12月4日の相場
4時間足の環境認識
大きな下落の戻しから下落が続いている相場。フィボナッチエクスパンションのFE161.8の反発の箇所になります。①~③はこの先での値動きを見るところになります。
1時間の環境認識
今回のケースでは4時間と1時間ではポイントが変わりません。1時間足でよりわかることは、フィボナッチリトレースメント38.2%で抑えられるようにして何度かバウンドしてきましたが参考までに引ける下落手前で引けるフィボナッチエクスパンションの161.8%をを下抜ける様子が確認できます。
5分足、一度目のフィボナッチエクスパンション161.8%
ここまでは下落でしたが、ここでは4時間足で引いたフィボナッチエクスパンションの161.8%に着目します。
ですが下落が発生している箇所の落ち方があまりにも強く、ここを下抜いた戻しから簡単に買えるか、というとそういうわけにもいかないですので、一旦上昇をした戻しから買っていくことで、下げていく危険性を排して買っていくことができます。
フィボナッチエクスパンション、二回目の反発、12月10日
同じフィボナッチエクスパンション161.8%からの反発が12月10日にもあります。
次はこちらを見てみます。
5分足、二度目のフィボナッチエクスパンション161.8%
今回は反発が起きるところでの値動きを見るために5分足の動きを確認します。
すると、二回目だからか、先ほどのような強い反発ではありません。勉強会のルールでも2回目の反発ではエントリーはしないことになっています。入るにも入りづらい値動きで、トレンドラインは引けますが、買うことは難しく、161.8%のラインを下抜くタイミングで売っていく方がやりやすいことがわかります。
5分足、フィボナッチエクスパンション261.8%
最後に、4時間足でのフィボナッチエクスパンション261.8%での反発を確認してみます。
水平に引かれている黄色い線は4時間足でのフィボナッチエクスパンション261.8%ですが、12月26日、27日、28日にそれぞれフィボナッチエクスパンションの値に近づく、タッチする、下抜けする、の三つのパターンの後に上昇しています。
一方的に下がるトレンドでの相場はフィボナッチエクスパンションでエントリーを考えることが多くなりますが、4時間足での大きな動きでのフィボナッチエクスパンションに対してバウンドするような動きをすることがあるのだ、ということも考えられる、ということもこのケーススタディから学ぶことができます。