FXはちゃんとシナリオを立てていればインジケーターってそんなに要らない気がする。

FXではシナリオを立てる事がとても重要です。
システムトレードではない自分の値動きの予測に沿った裁量トレードをする場合、シナリオは必ず一日に最低1回は立てないといけませんね。
そうでないと行き当たり場当たりのトレードになってしまいますから。
「この様な値動きになってきたら売りをする、逆にこういう値動きになったら買いを考える。」考え方の概要を言うとこうなります。
この考え方をベースとして一日の値動きのシナリオを考えて行きます。
もちろん値動きの予測が付かないので上下どちらかに動くまでは様子見をする、という選択肢もありますが。
シナリオをちゃんと立ててシナリオ通りの動きになったのでエントリーして大きな利益を取れた良い例があるので紹介致します。
こういうところを取れたら気持ちいいですよ。
FXでは最低限このぐらいのインジケーターを使えればいい
今月12月頭のポンド円4時間チャートを分析してみましょう。
大きな下降から戻してきたところと見る事が出来ます、ですが直前の値動きは上昇トレンドのような形になっていますね。
ではこの4時間チャート、ここからどのような値動きをしていくのか?予測を立ててみましょう。
まず下がって行くことは考え付きますよね。
大きな下降から戻してきた、そして再下降していく動きです。
では次にこの相場の環境認識をしていきます。
僕はたった一つのインジケーターを使い環境認識を行いました。
フィボナッチリトレースメント61.8%を少し上抜けたようなところですが2回止められた動きになっています。
という事はここで上昇が止まる動きになれば3回値動きを止められたことになります。
直前の値動きは上昇してきているので値動きが止まったことを確認、実際に下がった事も確認出来てからの売りをしたいです。
ではどういう値動きをしたら買いを考えていいのか?それは売りとは逆にここからグイグイと伸びて行く動きになったらです。
戻しからの買いを狙います。
ではこの先どのような値動きになっていくのか?少し細かな動きを見るために1時間チャートを見て行きます。
FXでよくわからない値動きになってきたら上位足の環境を思い出す
4時間チャートを1時間に切り替えると上昇してきているのは直ぐにわかるのですが、直前の値動きで高値更新をしていないところがありますね。
そもそも4時間ではここで上昇が止まり下がって行く、もしくはこのまま上昇して行く、どちらかの値動きになるまで売り、買い出来ないところですよね。
なので1時間でハッキリとした値動きが出るまで待ちましょう。
その後1時間チャートではどういった値動きになるのか?先を見てみます。
この下げ見て上昇が一旦止まった、と確認できますね。
1時間だけを見ると止まったのは確認できました。
1時間ではあまり下げの勢いが見て取れませんが5分チャートで見ると売りを行っても良い下げ方をしています。
やはりFXってそんなにインジケーターって要らないんじゃないか?
5分チャートで先ほどの1時間の下げをの詳細を見るとFR61.8%まで下がって来てますね。
この下げが確認出来たら4時間で立てたシナリオ通り売りを狙っていきます。
この先の値動きを見るとエントリーするのにわかりやすい形が出て来ます。