今日は数あるFXトレード手法の中でも解りやすく、使いやすい「フィボナッチリトレースメント」について書いていきたいと思います。
エントリーポイント、利確の判断にと大活躍のこのツール。
勉強会に所属する前にもネット、書籍では知っていた知識ではあるのですがただ漠然と「へー、レートってここら辺で止まりやすいんだな~。【終了】」と浅~く頭の中に入っている状態だったのですが、勉強会の先生の教えを受けて実際の相場に適用すると環境認識、エントリーポイントの判断、どちらにも適用出来て「なんやこれ、めっちゃ使えるやん」状態に。
画像を提示しながらどのように効果的に使っていくかを解説していきます。
FXを行う上で環境認識は大事
過去の記事でも書いています。
環境認識をしっかりしないと勝てません。
というか買うべきところで売り、売るべきところで買ってしまう、ちぐはぐなトレードになってしまいます。
今現在、買うべき相場なのか?売るべき相場なのか?を知るためのめっちゃ使えるツールが「フィボナッチリトレースメント」です。
2018年6月18日、4hチャート。
直前の動きは下降トレンド。
勉強会のトレード手法はトレンドの流れに乗っかるスタイルなので戻してきたところで売りを狙いたいところ。
戻してきた。では売ろう。その前に、、、何か戻しの勢いが強くないか?
ここでFR(フィボナッチリトレースメント)を使ってみる。
ここで解説するFRの定義。
- 61.8%
- 38.2%
が効きやすく、38.2%までの戻しがなければ戻しとみなさない。
戻しの勢いが強いと解る。買いの力が強いと確信が持てる。
下位足でチャートを分析
1hチャートを見ると下降トレンドから上昇トレンドの形になる。
戻してきてFR61.8%を一旦下抜けるが再度FR61.8%に乗っかるような形。
5分チャートを見てみると下降トレンドだが直近高値を上抜けてきた。
戻してFR38.2%を下抜けるがFR61.8%で支えられ再上昇し、再度FR38.2%が効いてきたところで買い。
難しく考えすぎずにいろいろな場面を見てみる
なぜ?どうして38.2%、61.8%が効くの?その根拠は?
とりあえずいろいろな期間のチャートを見て実際に効いているのかを確認して確信を深めていきましょう。
先生のブログ記事でも書かれています。
数字が大事なのではないです。値動きが大事です。
「あれ、戻しが強いな。FRを使ってみよう。61.8%を上抜けて(下抜けて)いるな。戻しが強い。そろそろ買う(売る)ところだ」が正しい考え方の順番。
こんどは売れる場面を見てみます。
2018年11月8日、4hチャート。
上昇トレンドの形でFR38.2を下抜け戻してきた。
その後勢いよく再上昇しているのでこのまま上に伸びていくのかな?と思うところ。
1hチャートを見ると上昇トレンド。
戻しがFR61.8付近までの戻しなので売りの力が強い。
勢いよく再上昇するが下降のFR61.8で何度か抑えられる。
5分チャート。下降の戻し、FR38.2を一旦上抜けるが再度FR38.2で下に行くあたりで売り。