先週、狙い通りの売りで60pipsを獲得できました(正確には59.7pips)
先生はよくおっしゃいます。
「長い目でみれば、1回1回の勝ち負けなんてどうでもいい事」と。
しかし自分にとって今回の勝ちはただの1勝ではないのです。
同じ失敗を繰り返した末、ようやくモノにできたパターンだったからです。
「おのれこの恨み、いずれ必ず取り返してみせるわ!」と何度リベンジを誓ったことか(10回ほど)。
ずっと勝てなかった中ボスを倒し、ようやく前に進むことができる勇者のような気分です。
さらには嬉しい事に、今回のトレードを先生のブログでも紹介していただけました。
狙い通りに待ち構えてトレードできた事とあわせ、このように紹介頂けたことは大変嬉しく、励みにもなりました。
それでは今回の、幾多の失敗を乗り越えてつかんだトレードについて振り返ってみます。
過去の失敗を克服した今回の売りトレード
4時間足レベルの大きなFR61.8から反発下降。
その戻しの小さなFR61.8反発でトレンドラインから売りました。
過去に繰り返していた同じ失敗FXトレードの事例と問題点
何度も同じパターンで買い、同じ失敗を繰り返しました。
問題点は2つあります。
問題点その1「1時間足の上側トレンドラインに気付いていない」
これには2つの理由が考えられます。
- そもそもTLを引いていない(頭にない)→これは練習不足か環境認識ができていない
- 引いているのに活用できていない→情報過多で混乱し、誤った環境認識をした可能性
問題点その2「5分足の小さなトレンドに乗って買っている」
「下げていかないから買い~♪(阿呆面)」と高値ゾーンで小さな押し目買いをしてしまう。
上昇トレンドならばそれでも勝てます。
しかし買いの力が弱まり、売りの力が強まっているところで高値買いをすれば、負けて当然です。
そこは利確売りと新規売りが入る一番危ないところです。
FXで失敗を克服するために取り組んだ対策
対策その1.過去の同じ局面を抽出して分析した
入会してから今までの、同様のパターンを売り買い両面で抽出して検証しました。
サンプルは40ほどです。
その結果、似たような値動きをすることを改めて確認できました。
売りを例にすると
- 上位足の重要な節目に到達して下げる
- 次の上昇も止められて後退していく
- 下げの前兆が現れる
- 最後の悪あがきのような上昇をみせる
- それも止められて、上側トレンドラインから大きく下げていく
今回はこの値動きを売りでとらえました。
なお反対の買いの局面にも応用できそうです。画像をひっくり返してみました。
対策その2.見やすいチャート画面にするよう心掛けた
自分のチャート画面には、余計なトレンドライン、FR、FE、水平線でごちゃごちゃになっていました。
その結果情報過多になり、本当に大事なラインが埋もれてしまっていました。
最近ブログを執筆する関係で、まっさらなチャートに必要な描画だけするとよくわかります。
「めっちゃ見やすいじゃん!」
よりすっきりとしたチャートで分析すると、値動きに集中できることに気付きました。
ある方が「チャートの過度の装飾は禁忌」と言ってましたが、失敗してようやく意味がわかりました。
対策その3.1時間足チャートをメインにした
- 1時間足をメイン
- 4時間足をサブ
- 5分足はあくまでも射撃用スコープ
と考えるようにしました。
獲物を探すのに射撃スコープを使うと周囲が見えないうえ、動く草や枝葉を撃ちたくなってしまいます。
おまけにずっと見ていると、とても目が疲れます。
エントリー回数は減りましたが、自分にはこのスタイルが合っていると感じます。
FXで数々の失敗を経て試行錯誤を繰り返し、少しずつ自分のやり方が見えてきたので、これを継続していきたいと考えています。
おわり