さて、題名の通りFXで勝つためには、ボラティリティ(値幅・値動き・価格変動の大きさ、以下ボラ)の意識は大切なものの1つだと自分は考えています。
ボラが高いときは、短時間で勉強会推奨の20pipsをとることができますし、ボラを意識することで、余計なエントリーの軽減やポジション保有時間の短縮につながると思います。
ボラティリティって何それおいしいの?
ボラティリティを考えることでできることを考えてみます。
地面から天井が20pipsのとき、20pipsを得るのには足裏すれすれから頭テッペンで売買をしないといけません。
地面から天井が50pipsのとき、20pipsを得るのは膝から肩くらいかもしかしたら膝から胸くらいでもいいです。
つまり、50pipsの値幅があるときは、相場からの意思(上げよっかなー下げちゃおっかなーという初動)を確認してからのエントリーが可能になります。
加えて、ボラが高いということは『短時間』でエントリーして決済できる可能性があるということです。
ポジションを持っていなければストレスなく生活できますし、何より絶対に損をしません。
実際のポンド円のボラティリティってどれくらい?
では、実際にどういうときにボラが高く、低いのか検討してみました。
2015年~2019年5月までの日足の高安値差(pips数)になります。
赤:300pips以上動いた日
オレンジ:200pips以上動いた日
黄色:100pips以下の動きしかない日
紫:70pips以下しか動いていない日
青:イギリス市場が休場日(イギリスだけでなく、アメリカ市場も休場のときあり)
緑:アメリカ市場が休場日
このことから自分は以下のことが言えるのではないかと考えました。
- ボラが低い日が続いたときは、一気に動くことよりも、少し動いてから大きく動くことが多い
- 値幅が大きい日があった時は、その次の日に一気にボラが低くなることよりも、ボラが高い日が続くか、ボラが少しだけ縮小するように動くことが多い
- イギリス市場・アメリカ市場がお休みの日は動きにくい日もあるが、意外と動く日もある
- 現在の相場が思った以上に例年のボラと比べてみても低い
- ボラが低い日は40pips前後になることも時たまあること
- 日足の大きさが大抵は70pipsを超えること
ポンド円 ボラティリティのまとめ
実際に調べてみると当たり前だろ!って思う結果もありましたが、自分にとっては面白い結果も多くありました。
利大こそが正義のご時世で、現在のボラを考慮すると、
コツコツと勉強会推奨20pipsのほうが、確実性が高いのではないかと思えてきました。
また、ボラが低い日は本当に低いので、そんな日はあきらめてチャートなんか見ずにエントリーしないのが良いということ。
仮にもし、そんなボラが低い日にエントリーした場合は少々のことで損切をしていたら、損切貧乏になってしまうこともよくわかりました。
いつか相場は動いてくれるものなので・・・
ボラが低い今だからこそ、なおさら利大なんてことは考えずに、勉強会手法を用いて短時間でサクッと無理せず20pipsがいいのだなと思った今日この頃のブログ記事でした。。。