FXでは『メンタルが大事』とかよく言われますよね。
ですが、FXの勉強よりメンタルトレーニングを優先する意味はありません。
FXで勝つ為に鋼のメンタルを手に入れても、負け続けていたら全く意味がないからです。
なので今回は、FXの勉強をしながらメンタル崩壊を防ぐトレードノートを使った対策をまとめていきますよ。
そもそもFXでなぜメンタル崩壊がおきるのか?
メンタル崩壊ってのは色んな状態があります。
- 物にあたる、壊す
- 根拠のないヤケクソエントリーをする
- 叫ぶ
- 鬱状態になる
- 乾いた笑いが出てくる
- 特に信じてもいない神様に祈る
現象としては色々あるんですが、原因としては『どうしてこうなった…』という想定外の事実に直面した結果として現れる症状ですね(体験談)。
要は負け→メンタル崩壊の流れが多いわけですが、そもそも負けに至るまでに問題があるのでは?という事でトレードノートを使ってみる事にしました。
メンタル崩壊を防ぐFXのトレードノート活用法
FXではトレードの記録はつけるのが当たり前です。
物理的にチャートを印刷して紙で保存するもよし、私の場合は画面コピーをとって記録を残しています。
時間足も4時間・1時間・5分足とそれぞれどういった環境認識を行ったのかを残しておけば振り返る事ができます。
1週間を振り返るトレードノートもつける
さて、ここからが本題です。
普段トレードを行い、1週間たったらチャートができあがるわけですが、そこで本当に正しいトレードだったかどうかを改めて振り返ってみます。
私は先週4回の売りエントリーで合計獲得pipsは80pipsという結果でしたが・・・
トレードの結果としては勝っているわけですが、1週間を振り返ると別にやらなくてもよいところでせわしなくエントリーしている印象です。
こういったトレードを繰り返していると、想定と違う事が連発→メンタル崩壊につながっていってしまう危険な予兆という事が把握できました。
1週間を振り返った後に各エントリーを再度振り返る
1週間を振り返って再度各エントリーの記録を見直してみます。
実際のテクニカルな判断とは別に、エントリー後の心境を残しておくのがポイントです。
特に駄目トレードをした時に、トレードを行った当時どう考えていたのか振り返るのがよいです。
こんな感じで良くないトレードだったと反省できていればよいのですが、まずいのがのこパターン
こんな感じでトレード後に反省する事はおろか勘違いの心境を綴っていたらメンタル崩壊までの階段を着実に登っている事になります。
ただ勝っていればOKというのでは正しい学びにつながっていきません。
- どういうつもりでエントリーしたのか?
- 実際にトレードしてみて、決済直後にどう思ったのか?
この2点を残しておく事がトレードノートをつけていく上で学びにつながりやすいと最近よく感じています。
FXでメンタル崩壊を防ぐには結局こうするしかない
FXでメンタル崩壊を防ごうと思ったら、ナンピンでも何でもしてとにかく負けない事が大事というわけではありません。
勝ち負け以上に正しい環境認識ができたかどうか?であったり、正しいエントリーポイントでは入れたかどうか?が大事です。
ギャンブルみたいなトレードでたまたま勝てている時ほど要注意です。
「今まで勝ててたのにどうして勝てないんだよ!」
という事になりかねません。
トレードで熱くなっている時ほど客観視が難しいのは誰でも一緒です。
であれば、せめてトレードした結果をしっかり残しておいて、振り返って自分の状況を把握できるようにしておけばOKだと思います。
また、キレてめちゃくちゃなトレードをしてしまった時ほどちゃんとトレードノートをつけておけば、かなり役立ちます。
めちゃくちゃトレードに至るまでのトレードをチェックする事で、正しいトレードに近づくために勉強が必要という事もわかるというわけです。
心境をつづるトレードノートはかなり役立っているので一度お試しあれ。