先月4月序盤のポンド円相場を見て見ましょう。
4月2日時点の4hチャートです。
直前の値動きは上昇ですがそれよりもおおきな下げの方に目がいきますね。
今の値動き(上昇)はあくまでもこの大きな下げの中での動きなのがわかります。
トレードの王道は順張りなので4hチャートだけ見ると下降して戻してきているところなので売りを狙うのがここでの勝てるトレード手法です。
どのタイミングで売ればいいのか?ここにどれだけ戻して来たのかを計るためにFR(フィボナッチリトレースメント)を使います。
FR38.2%を上抜けて戻してきているところです。
FR38.2%で売るのが良いエントリータイミングでした。
それを上抜けてきている、ということは次に売るならばどこで売るのがよいでのしょうか?当然FR61.8%ですね。
FR61.8%まで戻して来たところが次のエントリーポイントだ、そこまで戻して来るまで待とう。
そのようなシナリオの立て方でもいいのですがFR61.8%まで約400pipsはありますよ。
すこし見方を変えて違ったシナリオを立ててもいいのではないでしょうか。
いつもとは違った角度で環境認識
このチャートは4hチャートを1hチャートに切り替えただけのモノになります。
1hチャートを見ると直前の値動きは上昇トレンドですね。
トレードの王道は順張りなのでここは戻して来たら買いを狙うのが勝てるトレードです。
先ほどの4hチャートで分析したシナリオとは違いますね。
4hチャートでのシナリオは戻して来たところで売りを行う。
あれ、どちらのシナリオが正しいのだろう?4hでの戻して来たところでの売り?もしくは1hでの戻して来たところでの買い?ここでもう一度4hチャート違う角度で環境認識してもう一つのシナリオを立ててみましょう。
大きな下降から戻してきているところ。
FR38.2%を上抜けて戻してきている。
次はどこまでの上昇が考えられる?FR61.8%までの上昇。
FR61.8%まで約400pipsあるのでその上昇分を買いで細かく狙っていく。
1hチャートでは上昇トレンドなので戻して来たところでの買いは4hチャートを分析した結果と一致している。
では1hチャートでどこまで戻したところが良いエントリーポイントなのだろう?それを計るために5mチャートを見ます。
ここまで待てるようになればFXは簡単に勝てる
5mチャートに切り替えてエントリータイミングを計った場合にこの矢印でのエントリーが良いポイントになります。
なぜこのエントリーポイントが良いのか?もう少し左側のチャートを見て見ます。
下降して来ていますが落ち始めの谷にFE(フィボナッチエクスパンション)を使うとFE161.8%のところで下降の勢いが弱まります。
弱まってきたところで直前高値付近まで勢いよく上昇して調整の動き。
なかなか下げも発生せずにトレンドラインで上に行くところで買い。