前回は6月第三週の前半、上昇するところについての記事を書きました。
今回は6月第三週の後半。実際にはエントリーできなかったので、振り返りとして後半のところの相場について、見逃していたポイントと転換していく相場での相場の判断の仕方について書いてみたいと思います。
具体的には今回は6月23日から5か所のエントリーポイントについて、どのように視点を変えていればできたのか、ということについて書いていきたいと思います。
- FXで勝つためのフィボナッチリトレースメントの数値
- フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその1
- フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその2
- フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその3
FXで勝つためのフィボナッチリトレースメントの数値
今回ご紹介するエントリーポイントで大きな役割を果たした数値はフィボナッチリトレースメント38.2%でした。それも下げの戻しからの下落にあてるフィボナッチリトレースメントでした。
上昇を考えてばかりいた私はそこでのフィボナッチリトレースメントを引けていなかった(シナリオが想定できていなかった)ので取引ができなかったということになります(反省)。
具体的には下記画像のように引きます。
わからない相場を理解できるようにする一つの方法として、相場の様々な箇所から効くところを探すことも重要です。今回の場合は戻り目からフィボナッチリトレースメントが大きく影響したことがわかります。
フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその1
最初にフィボナッチ38.2に触れている付近(赤の縦線付近)での5分足を見てみます。
勉強会でよく使われるエントリーポイント、上を三回試したところからの売りがわかりやすいと思います。また、次に入るポイントとして、いったん下がった後に200maに支えられたところ、一時的な下落に当てたフィボナッチリトレースメント38.2%付近で再度上を三回試すところがあります。
フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその2
次のエントリーポイントは6月24日深夜にタイムラインを引くことでできるエントリーになります。もちろんここでもフィボナッチリトレースメント38.2%のラインが大きな目安を提供してくれます。
ここでの5分足をみると下記のようになります。
上下に大きく動いているところですがフィボナッチリトレースメント38.2%付近に着目すると徐々に高値が下がっていくことが観察でき、フィボナッチリトレースメント38.2%を離れて下落したことを確認して、200MAを割るところから売ることができればとても良いトレードをすることができることがわかります。
フィボナッチリトレースメント38.2%で勝てるポイントその3
もう一か所、エントリーポイントを紹介します。
こちらは2020年6月25日22時頃になります。
ここでもフィボナッチリトレースメント38.2が効いてくることがわかります。
ここでのエントリーポイントはちょっと右側気味にあると思われるかもしれませんが、これには理由があります。
上位足では1時間足が確定し、下がって行くことが確定していくところであったからだということがわかります。