FX基礎テクニック。利益を出してリスクを避ける『壁を理解する』チャート分析

毎日相場を理解するために行う環境分析。

その環境分析をする上で大事なポイントとはなんでしょうか?

この記事ではまだまだ学習中の私が、毎日環境認識をする中で着目しておくべきポイントをいくつかまとめてみたいと思います。環境認識に迷ったら、チェックすることで、環境認識を見直すため、少しでも役立てば、と思います。

FX相場で壁となる場所に注目する

環境分析では方向が変わりやすい壁について意識します。また、過去に壁であったであろう値ではどのような値動きをし、どのタイミングで次の動きが出たか、ということを観察すると、リアルチャートでの動きにも理解が深まると思います。

まず、最初に下記の相場で次から解説する壁を考えてみましょう。これは2020年7月7日夕方からの5分足の相場です。

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フィボナッチリトレースメントの重要な値

FR61.8、FE61.8といった重要な数値で過去において、どの上昇、あるいは下降での値が効いていたか、どのくらい効いていたか、ということで値動きがどちらによっているか、を予測することができます。当然ですが上位足であればあるほど、その効きは強くなります。

フィボナッチエクスパンションでの重要な値

こちらもフィボナッチリトレースメントと同様、FE161.8、FE261.8といった重要な値でどのような値動きをしたか、ということを見ます。動きの例としてはFE161.8にタッチしたかと思ったらすぐに戻ってくる場合やFE161.8で少し戻したかと思ったら一気にFE261.8に到達するケースなどもあります。それぞれの事前の相場が壁付近での値動きにどのように影響しているか、を見て次を判断します。

FX相場での直近高値・安値付近での動き

直近の高値・安値は壁になりやすく意識されます。以前到達したところよりもさらに高値、あるいは安値に到達することを許すかどうか、というのは今後の値動きに影響をもたらします。

直近安値でどうなるかに着目して、抜けなかったらそのまま戻っていく。抜けたら一気に動くということがよくあります。

また、波の動きで高値・安値が切りあがったか切り下がったかもチャートの方向を考える際に参考になります。

200MAの傾きとチャートの方向、位置

200MAについての一つのポイントは傾きがあるかどうか、です。

他のインジケーターもそうですが、値動きという過去のデータを使ってチャートに描画されるものです。200MAであれば過去のローソク200本分の値動きの平均を出したものです。200本前からの平均に傾きがあれば、それだけ買い、または売りの傾向が強いわけです。傾きがある、ということはその方向にチャートが行ってほしい人が多く相場に参加していることが読み取れます。

そうした条件が重なって、移動平均平均を下回るのを嫌がる形の反発が起きたり、あるいはその勢いが弱いから抜けて行くか、といったチャートを分析する手がかりがつかめます。

FX相場7月7日夕方からの相場を分析すると・・・?

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FX相場7月7日夕方から 5分足

最初に挙げた相場にフィボナッチや安値について水平線を引いてみました。

一番最初の大きな上昇のフィボナッチリトレースメントでは38.2%は200MAで支えられながら、61.8%では次の大きな上昇ピッタリに当てはまっています。また、この箇所は最初の頂点から第二高値で引いたフィボナッチエクスパンションの161.8%ともかぶります。

小さいところでは、最初の下降にフィボナッチリトレースメントの38.2%が戻り目となり、下落していきます。

水平線は最初の下落の底辺とが最初の上昇が停滞したところ、最後の上昇の開始地点とほぼ同じであることがわかります。事前に引くことで買えるポイントとして使うこともできます。

またこの相場は安値を切り上げています。そのためこの先の相場は上昇していくことが予測され、実際に上昇していきました。

上昇・下落の勢い

バイーン、グイグイ、ダラダラ等、勉強会では上昇や下降の勢いを表す言葉を使い分けて、それが未来にどのような意味を与えるかを考えます。

バイーンと突然出る上昇に関してはその後、フィボナッチリトレースメントやフィボナッチエクスパンションを使って分析することでエントリーポイントを見つけられることがわかると思います。

また、勢いが強すぎると押し目・戻り目がほとんどない場合があり、エントリーポイントが見つけづらくなります。その時に使えるのが小さいエリオットと呼ばれる手法です。

調整エリオットに関しては下記の動画が参考になると思います(該当するところから始まります)。

youtu.be

このほかにもエリオット波動やトレンドラインなどもありますが、こちらに関してはまた次の機会に譲りたいと思います。