【FX手法】値動きを考えたトレードって?

FX勉強会では次のような言葉が飛び交うことがあります。

「値動きを考えればこうなりますよね。」

「値動き通りになりました。」

値動きって何でしょう?相場で価格がどう動くか、という意味の値動きですが、

それを考える、想定した通りの動く、とはどういったことでしょう?

勉強会に入ってしばらくたちますが、いまだに謎を多く含んだこの、値動きを考えてどうトレードするか、について記事を書いてみます。

FX値動きの基礎 値動きには基本のパターンがある

値動きにはパターンがあり、その理解のために私含めトレーダーは勉強をします。

分かりやすいものとしてはフィボナッチリトレースメントやフィボナッチエクスパンションといったツールを用いたときに、意味のある数字で値動きを反転することが予想されることがわかります。

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フィボナッチリトレースメント38.2%からの反発

大きく上昇しました。下がりました。そのときの戻し(リトレースメント)が上昇の38.2%、あるいは61.8%に来ることが多い。これも値動きです。想定される値動きとしてそこまでは下がるかもしれない、ということが考えられます。また、上の図は、上昇していく所での押し目であるためか、リトレースメントが38.2%で反発していますが、61.8%まで戻る場合には、相場における戻す方向の力が優勢であることが考えられ、これも値動きに反映されていきます。下の図の2020年6月23日付近は、下落しきったところからの反発であったためか、フィボナッチリトレースメントが61.8%まで戻しています。

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フィボナッチリトレースメント61.8%からの反発

他にもエリオット波動の中で3波、あるいは5波を狙ってエントリーをする、というものを挙げられると思います。

よくある形、として知られているのが、下記の形です。

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エリオット波動のよくある形2020年5月13日~ 1時間足

上昇のエリオット波動4波の動きが、下降のエリオットとなって5波を描くイメージ。

上昇のエリオット波動4波の動きが、下降の5波を描くものです。

この場合、エリオット波動から外れるパターンも想定し、上昇エリオットであれば、上に突き抜けるパターン、下に落ちて行ってしまうパターン、横這いから上がっていくパターン、いったん下げたが上がっていくパターンなどを想定していきます。これらの値動きの想定はその手前の値動きによって確度が変わってきます。

例えば、上昇エリオット4波の安値が1波高値より安値になっている時は、下げるシナリオが優勢になります。

相場の中の勢いを想定すること

相場には上昇・下落のどちらかが強い、という状況があります。先ほどのフィボナッチリトレースメントやフィボナッチエクスパンション、エリオット波動でもそうですが、買い、売りのどちらの勢いが強いか、ということを理解しておくことで、同じ手法を用いるにしても、効いてくる数値が変わってきます。値動きを考える上で、上昇、下降のどちらが強いかを考えることは大切です。

壁を意識して値動きの意味することを考える

また、相場の中の壁を意識することも大切です。わかりやすい数値で言えばフィボナッチエクスパンションです。上昇、下降がどこまで拡張するか、ということを測るフィボナッチエクスパンションは161.8%、あるいは勢いが強ければ261.8%付近が壁となり、そこから反発していくことが予想されます。

エリオット波動での値動きを意識してのCS

理論を語るだけではよくわからないところも多いかと思いますので、エリオット波動のポイントでのケーススタディをしたいと思います。

今回は4時間足と1時間足での分析はほとんど変わらないので1時間足から分析します。

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2020年3月24日 1時間足

下落しきったところから上昇してきたところ。ここから5波が起きそうというところで、しかもこの場面では、落ちてきたところの先だからか、エリオット上の波にはならず、下に押し下げられて横這いのような形になりました。

ここで想定できるのは改めて下げていく値動きになるか、あるいは上昇する力が少しずつ増していき、上昇に転換していくか、というところであることが予測できます。

今回はケーススタディなので上昇することが分かってはいるのですが、もしリアルトレードでこのような場所に直面したら、上がっていったとしてもすぐに買うことはできません。下げが以前強く、落ちて行ってしまう可能性があるからです。

そうしたことを念頭に置いたうえで5分足を見ていきます。

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2020年3月24日 5分足

全体をわかりやすくするために縮小したチャートで表示しています。4波からさらに下げていく可能性がある、ということも頭の片隅に入れながらも、エリオット波動だったら起きる値動きを想定していることで、直近高値を上抜いた戻しから買って、FE161.8で利確する、ということがわかります。

まとめ

値動きについては奥が深く、今回の記事でうまくまとめることが難しかったですが、値動きの基本パターンを相場の影響を受けた時に複数の派生パターンになっていくことを少しでも深めることができたなら幸いです。

値動きについて、今後も考えていきたいと思います。今後も勉強を一緒に頑張りましょう!