6月11日時点でのポンド円相場は明らかな上昇トレンドでした。
4h、1hチャートになります。
上昇しているところなので戻して来たら買いを狙っていきたいところ、ですがもっと大きな時間軸でチャートを見ると単純に買いだけ考えていればいい相場環境ではないことが分かります。
日足チャートの環境認識を行うと勢いのある下降から戻してきてFR(フィボナッチリトレース)61.8%のところで陰線が出来ています。
日足ではここから売りを行っていくのがトレードスタイルとしては王道。
4h、1hで環境認識をすると買いでエントリーチャンスを掴むのが王道。
さて、どうしましょうか。
FXでのマルチタイムフレーム分析の一例
日足では下降FR61.8%まで戻して来たところでした。
ここを1hチャートで見て見ます。
上昇トレンドで押し目の下げのところなので単純なチャート分析だけだとどこかで買いを行いたくなりますが日足FR61.8から下がって来ているところなのでもっと押し目が深くなるのかな?と思うところです。
また1hチャートにFE(フィボナッチエクスパンション)を使ってみるとますます単純に買いはできなくなってきた相場環境というのが分かります。
上昇トレンドでも上の上、FE261.8%のところから戻して来ています。
ここまでのチャート分析で「1hレベルでの上昇トレンドもそろそろ終わりかな?」と考えられ、逆に直前の勢いのある値動きに沿って売りでのエントリーも考えられるところです。
では売りを行うシナリオを立てたならばエントリータイミングはどのように掴めばいいのでしょうか?実はここは直前上昇のFR38.2%があるところです。
あれ?やっぱり買うべきところなのか?頭がぐちゃぐちゃになる前に5mチャートで分析しましょう。
分かってくるまで的確なエントリーポイントを待つ
さて売りを狙うシナリオを立てたところで5mチャートを見て見ます。
1hFR38.2%付近で反応しているのがよく分かります。
1hチャートの流れに沿って売るにはどのタイミングで売るのがいいのだろう?少しだけチャートを細かく見ると分かってきます。
1hFR38.2%付近で反応した勢いのある上昇を全部戻す勢いのある下げが発生しました。
この上昇が否定されたような下げを見たら再度戻して来て下がって行くところ(エントリーポイント)が来るまで待ちます。
トレンドラインが綺麗に引けて下に行くところで売りです。
直前安値、1hFR38.2で利確しても約30pips取れます。