FXで勝ちパターンが崩れる時を理解する

押し目から買う。戻り目から売る。こういった勝ちパターンはとても大切ですが、パターンがその通りに行かない時、そしてパターンが行かなかった理由を過去において確かめていくことは負けを減らしていくためには必要です。

今回は、押し目とされるフィボナッチリトレースメントのパターンが崩れた2つのケースからどのような条件から押し目からの上昇が崩れていくのか、またその後のトレードがどのようになったのか、それぞれを見てみたいと思います。

今回は2つのパターンを見ていきますが、長期にわたっての検証も過去のチャートでやってみることをお勧めします。

FXで押し目からの上昇パターンが崩れる場所その1

フィボナッチリトレースメントを使って押し目買いができる時、というのは、主に上昇のトレンドが出ている時になります。押し目を作っていく過程で調整の波が作られ、落ちてきたところにフィボナッチリトレースメント38.2%が待ち構えている、というのが勉強会でよく用いられる基本のパターンです。

その上昇をしていくところで、意味のある高値がある場合、当然ですがフィボナッチリトレースメントは効果がキャンセルされることになります。

具体的には2020年8月6日の相場になります。

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4時間足では前回下降が始まったところで止められたところです。また、日足では下降のフィボナッチリトレースメント61.8%もあり、落ちるところと言えます。

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ここを1時間で見てみるとまさに前回高値に向かって上昇した押し目からの上昇が崩れ、下がって行くことが確認できます。

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さらに5分足で確認してみとフィボナッチリトレースメント38.2%、61.8%で上昇を試みますが、徐々に押し戻されていき、上昇の起点まで戻されていき、調整5波を数えることで買っていくこともできますが、上昇の起点のところからは下落の相場になっていくことが確認できます。

FXで押し目からの上昇パターンが崩れる時その2

2つ目の相場は2020年7月23日の相場です。

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こちらも4時間足では、大きな下降のFR61.8と、上昇、下降でもみ合った所付近が壁となっていることがわかります。

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さらに1時間足を見てみると、ここでは上昇前に壁となる高値を越えてないパターンになります。この画像ではフィボナッチリトレースメントを引いていませんが、一つ前の強い上昇に対しては、5波の調整の後に上昇していることがわかります(次の5分足でも確認できます)。

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5分足では、強い上昇に対する押し目、フィボナッチリトレースメント61.8%から上昇をしています。その上昇に対する押し目が機能していないことが確認できます。

押し目からの上昇が弱いことからもパターンが崩れていくことが予測ができるかもしれませんが、リアルタイムの相場であれば、上昇しているときは買い目線、というのが基本ですので、この相場を見ることになります。ここはまさに「見る」所に当たると思います。

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なお、この先の相場も先に進めていくと、100pipsを越える下落が確認できます。

パターンが崩れる時がわかると、相場の先が分かる

今回は少ないながら押し目からの上昇パターンが崩れる場所を2つ考察してみました。

考えてみれば当然かも知れませんが、上昇のパターンが否定される時は上に壁があり、否定された後に相場参加者は買い相場であれば売りに転じるところになることもわかります。さらに過去にさかのぼっていくことで、別のパターンが出る可能性もありますが、今回のようなパターンを未来で発見し、エントリーしたいものです。