先週の9月30日に私はこのような負けトレードをしてしまいました。
今振返るとなんて負け方をしているんだと恥ずかしくなるようなエントリーですが、要因も含めて分析していきます。
- エントリーポイントで考えていた当時のシナリオ
- 上位足の状況を正しく把握せずにエントリーすると相場全体の流れとは真逆のことをしてしまう
- なぜ上位足の流れを正しく加味し、相場の流れを考えることが出来なくなってしまうのか
- FXで勝てている方は、間違いなくマルチタイムフレーム分析
エントリーポイントで考えていた当時のシナリオ
■4h、1h
直近大きな下降がありました。
そして安値から戻してきているところです。
戻しの上昇が前回下降してきた付近まで上昇してきました。
1h足では、FE161.8付近で何度も上げ止っているように見えます。
■5m
高値から下げてきました。
5m足レベルでは少し強めの下降。
下降の証拠と判断。
戻しも3回ほど上げ止っています。
上げないことを確認して売り。
上位足の状況を正しく把握せずにエントリーすると相場全体の流れとは真逆のことをしてしまう
当時のシナリオを見ていてもわかりますが、結局5m足の狭い視野で「下降の証拠だ!」と判断してしまっていたことがわかります。
5mレベルでの下降は、1h足では上昇の戻し且つ前回下げ止まった安値付近で下げ止まっております。
且つ上昇のトレンドラインも引けてピッタリ効いているのがわかります。
つまり、まだ下降への合図はなく、上昇の戻しからの絶好の買いポイントだったのです。
ましてや5m足でも安値も切り上げていく形で上昇の勢いが強いにもかかわらず先ほど「下降の証拠だ!」と思い込んでしまったが最後、頭の片隅には「安値切り上がっているなぁ」と思いながらもFE161.8から下げているし3回も上げ止っているから売れると狭い視野から脱することが出来ずエントリーしてしまいました。
なぜ上位足の流れを正しく加味し、相場の流れを考えることが出来なくなってしまうのか
答えは非常にシンプルだと思っています。
インジケーターの意味ある場所から下げたというだけで上位足から見た値動きの強弱を複眼的に鑑みずに判断してしまったためです。
これは「インジケーターを参考に値動きの意味を理解する」ではなく、「インジケーターで値動きの意味を理解する」になってしまっていました。
5m足レベルでは少し大きい動きに見える値動きがあった際に惑わされず、冷静に上位足から順番に判断していくことを改めて徹底していく必要があります。
FXで勝てている方は、間違いなくマルチタイムフレーム分析
自分の過去の勝てているトレードを含め、座談会等で勝てている方は間違いなくマルチタイムフレーム分析を「徹底」しておられます。
前提勉強会で先生から勝てる手法・考え方を学び理解しているになりますが、上位足を軸に最後のポイントとして5mを見ていくことを徹底できるかが安定して勝てることに繋がっていきます。
私みたく5分足だけに目が行ってしまい情けない負けをしないように日々学習して生きましょう!