FXを長い事やっているがトレーダー歴だけが異常に長く、全然お金を儲ける事が出来ていない方ってかなり多くいますよね。
かく言う僕自身も昔はその内の一人だった訳ですが、効果的なFXの学習方法を知り、それを継続して行った結果、今では継続して勝てるFXトレーダーになる事が出来ました。
どのような学習方法を取り入れたのか?多分想像される事とは全く違う内容ですよ。
例えば、2020年10月のポンド円4時間チャートを見てみるとパッと見で勢いのある下降が目に付きますよね。
そこから戻して来ている、という事はトレードの王道手法である順張りでの売りを狙っていきたい場面です。
何処まで戻してきたところで売りを考えればいいのか?戻しの深さを知るためにはFR(フィボナッチリトレースメント)を使います。
FR38.2%を上抜けて来ているのでFR61.8%まで戻してきたところで売りを考えたくなりますね。
ここからFR61.8%まで伸びたところを5分チャートなどで見て良いエントリーポイントを検証する、というのが従来までの学習法でした。
ですが4時間チャートを先に進めるとこういう値動きになります。
FR61.8%まで戻さずに下げて行ってしまいましたね。
「FR61.8%まで戻さずに下げて来ちゃったな」以前の全く勝ててない僕はこのように考えるだけ、ここで学習がストップしていました。
ですがこの後付けのチャートを見てなぜ下げてきたのか?5分チャートで良いエントリーポイントはないのか?を考えて自分なりの答えを出すのが今回ご紹介する効果的な学習方法です。
FX入門書にも書いてあるようなツールを使いチャート分析
先ほどの4時間チャートの戻しの部分を1時間チャートで見てみます。
1時間チャートを見ると上昇トレンドですね。
1時間チャートだけ見ると戻してきたところで買いをしたくもなりますが、ぱっと見でもう先の方まで上昇してしまった感じ、どこまで上昇したのか?FE(フィボナッチエクスパンション)を上昇してきた起点の山に使います。
するとFE261.8%まで上昇してきたところと言うのがわかります。
安易に買いを行わない方がいい、この考え方が明確になります。
少し先にチャートを進めると勢いのある戻しが発生します。
直前安値を髭で下抜ける勢いのある下げ。
この下げを見て「1時間では上昇トレンド終了かもしれない」と考えることが出来ます。
つまりここから4時間での再下降が始まるかも?という考えに至るわけです。
FX初心者おススメのエントリーポイント
少し先に1時間チャートを進めると勢いよく戻して来ましたね。
FR61.8%を上抜けて来るような戻しです。
このままグイグイと上昇して行くのか?または直前の下降の流れのまま再下降していくのか?値動きを細かく見るために5分チャートに切り替えます。
この先チャートの値動きがどうなっていくのか?何処が良いエントリーポイントなのか?ここで立ち止まって考えるのではなく先のチャートを見てしまいます。
ここで答えを見てしまったらFXの勉強をしている意味がないのでは?そうではなく、チャートの値動きの意味、適切なエントリーポイント、を自分なりに考え売りエントリーの根拠を考えるのが正しい勉強方法です。
FXではこういう学習を1000本ノックする
5分チャートを少し先に進めました。
上値を抑えられていますね。
この様にトレンドラインが引けます。
1時間チャートを見るとFR61.8%のところで上値を止められて3回目になりそうなところです。
この先の5分チャートです。
トレンドラインで下に行くところで売り。
一旦下がり戻して来て下に行くところで売り。
戻して来てトレンドラインで下に行くところで売り。
勢いよく下に伸びて行ったところで利確すると約50pips取れます。