2020年12月中旬時点のポンド円相場を4時間チャートで見ると左側の大きな下降が目立ちますね。
セオリー通りの動きなら戻して来てから再下降の動きになるのですが、そうはならずにそのまま上昇して行く動きになりました。
FXでのトレードの王道手法は順張りなので直前の値動きに従い買いをして行きたいところです。
戻して来たところ(下げてきたところ)での買いですね。
そしてこの場面では丁度戻してきたところです。
どこまで戻してきたところで買いをすればいいのか?そのためには適正位置を知るツール、フィボナッチリトレースメントを使います。
フィボナッチリトレースメントを使うとFR61.8%まで戻してきたことが分かります。
そろそろ買いをしても良いところだという事がわかりました。
でも直前の下げの勢いも気になるところ、なのでここで下げが止まったという事を確認してから買いでエントリーした方が安心ですよね。
下げ止まった事をどのように確認していくのか?それは1時間チャート、5分チャートで行っていきます。
このツール、初心者がFXを始める時のガイド役になる
まずは1時間チャートを見て行きましょう。
勢いよく下降してきましたね。
下がらない動きってどういった動きの事を言うのか?具体的な動きを示していきます。
戻してきて再下降の動きになるが下に抜けて行かない動きになり3回下げが止まったのを確認出来た時。
もう一つは上昇の勢いが強く再下降の動きがなかなか発生せずにジリジリとした動きが続いた時。
これらの動きになってきたら「そろそろエントリーチャンスが来るな」と考えます。
ではこの先どのような動きになってきたのか?見てみましょう。
窓を開けて勢いよく戻して来ました。
FR61.8%を上抜けて行くような値動きです。
これは先ほど予測した動きの一つになるかもしれませんね。
様々な場面で活きるツール、フィボナッチリトレースメント
少しチャートを進めるとここからの再下降の可能性が薄れて来て上昇して行くのではないか?と言う考えが濃厚になってきます。
再下降の動きになるが上昇FR38.2%で3回下降を止められて勢いのある陽線が出ました。
この陽線の動きを確認出来た時「下には行かないな」と考えることが出来ます。
ここで5分チャートに切り替えます。
勢いよく上昇したところなので戻して来たら買いを狙います。
なのでここでもフィボナッチリトレースメントを使います。
いい水準(FR38.2%またはFR61.8%)まで戻して来て上に行くところで買いを狙っていきます。
FR61.8%まで戻して来て勢いよく上に行くところで買いが出来ますね。